正月頃の話その2
今年は年明け早々美しい富士山を拝むことが出来た。
1月5日よく晴れた一日となったこの日、東名高速を東に向かって走っていると眼
の前に真っ白に雪を頂いた富士のお山が現れた。 由比あたりでは海と富士のまる
で絵のような景色が。しばらくして渋滞につかまったので、富士川SAに入って休憩。
ちょうど夕暮れのうっすら染まる富士山にしばし魅とれる。

翌日、訪ねた葉山ではこれまた正月とは思えない穏やかな暖かい一日。
娘と一緒に久留和海岸から長者ケ崎まで散歩する。海の上、まるで春霞のような空
に富士山が白く浮いている。シーカヤックや、なんて言うんだっけ?ロングボード
にそのまま立ってパドルで漕いで波に乗るやつ。あったかいとはいえ年明けそうそ
うこんな感じで海で遊んでるなんて、この辺りに暮らす人たちのライフスタイルは
いいなあ〜。瀬戸内も晴れたら穏やかだけど、やっぱり黒潮圏の暖かさとは少し違
う。いたるところアロエが繁って年中オレンジの花を咲かせている。

帰り道、見た事ある白いワーゲンキャンパーが通り過ぎたと思ったら、携帯が鳴っ
た。このすぐそばに住む内田正洋さんで、きょう午後からの、ローカルの仲間内で
の新年会へのお誘いだった。 うれしいな〜。
電話を切って、それこそ内田さんの家のある近くまできたら、その近くの山から数
羽のトンビに混じって白いタカが! 最初は白いトンビかな?と思って、それはそ
れで「おおっ、スゲエ!!」って興奮していたら、2度3度トンビと一緒に舞うそ
の姿は少し尾羽のかたちが違っていた。
トンビより少し小さいくらいの、色は白に近い茶色。ミサゴやハヤブサのように白
黒はっきりしていないし、サシバにしては縞模様もあいまいでもっと薄い色。体も
少し大きいような。若鳥なのかそれともアルピノなのか、あまり詳しくないのでわ
からないが、晴れた空と照葉樹の緑鮮やかな山に映る白いタカは神々しくもあって、
残念ながら写真を撮ろうと構えた時には遠く点のようになってしまった。
白い動物が世界中で現れはじめていることは、この変化の時代へのサインだと、ラ
コタ・インディアンに伝わる白いバッファローの化身”ホワイトバッファロー・カー
フ・ウーマン”より授けられた伝説のパイプの19代目の保持者であるチーフ・アー
ボル・ルッキングホースの伝えるところ。しかしその変化へのサインはこの聖なる
地球存亡の警告でもあるとして、2004年夏至に行った祈りの集い
”World Peace & Prayer Dayせかいへいわといのりの日” を開催したのは富士山だ
った。
年明けの晴れ渡る太平洋から、眺める白き富士をかすめて飛ぶ白いタカの姿に、娘
と二人でそんな変わりゆく時代や地球環境、これからの未来について図らずも多く
のことを語らせてくれた。
そういえばホクレア号もこの海を通っていったんだよな・・。
しかし、正月早々富士山に鷹が舞うなんて縁起がいいじゃないか。
夕方からおじゃました新年会会場となったお宅から見えた景色も絶景だった。
富士山から伊豆半島全部が見渡せる相模湾に沈む夕日!!
初めて娘がつけてくれた熱燗でしこたまいい気分になった2008年お正月、最後の一日。
1フジ、2タカ、3ムスメ、こいつは春から縁起がええわい!
