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テックヮ・イカチ

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いまから20年前、1988年8月8日八ヶ岳で行われた『NO NUKES ONE LOVE
いのちの祭り』
。この日、ホピのメッセンジャーでいまは亡きトーマス・バンヤッケ
さんから予言にまつわるメッセージを聞いたのが今に至る旅のはじまりかもしれない。


その同じ秋、はじめてインディアンのくにを訪ねた。


そして2年後、ホピとディネ(ナバホ)の住むビッグマウンテンを訪ね、その儀式でス
ピーチをするトーマスに再会した。そこで出会った、当時大鹿村に住んでいたトム松田
にホピの伝統派長老が世話するとうもろこし畑や予言の岩絵にも連れて行ってもらった。

この時同じくビッグマウンテンで、当時日本山妙法寺のお坊さんを辞めた後、そのまま
アメリカに住んでいた日橋政男(ニッパシマサオ)さんと出会った。

その笑顔、存在感は衝撃的だった!

これは後になって直接本人から聞いた話だが、ホピの予言のことをアメリカで聞いた
(当時の)日橋上人は、まだ冬の寒い季節にヒッチハイクでトラックの荷台に乗って
ホピのトーマスを訪ね、開口一番、 I 'm MASAO ! と言った。

すると、Oh ! ! マーサウ!! とトーマスはびっくりぎょうてんして両手を握りしめた、
と言う! 太陽をシンボルに持つくにからマーサウが来た!と。

マーサウとは古の時代にホピに予言と教えを授けた偉大なる大地の守護者の名前である!


そして日橋さんは、トーマスとホピの予言の事をお師匠さまである日本山妙法寺山主の
藤井日達上人に伝えた。

それが宮田雪監督が映画「ホピの予言」を撮ることにつながる機縁となっていったのだ
と。


そんな日橋さんに初めてトーマスの家に連れて行ってもらい、それからほぼ毎年スイカ
や大きな缶のコーヒーを持ってホピの村のトーマスの家を訪ね、あいさつしてからビッ
グマウンテンに上がるのが慣例となった。

日橋さんのことは以前TURTLE TALKの中で少し書いたけど、10年前の’98年12月
9日、太陽がつくる橋、虹の戦士マーサオさんは仏さまの世界に旅立っていった。


それから2ヶ月後の’99年2月6日その生涯をホピのメッセージを伝えることに捧げた
トーマスも90才でカチーナ(ホピの精霊)の世界に還っていった。

(これは偶然ぼくの誕生日と重なったため日にちまで憶えている。)


その一年後の2000年、年明けより日橋さんの形見のワシの羽根とスピリットに導か
れ、歩いてビッグマウンテンに行き、この地に出された強制移住期限(デッドライン)
である2月1日に地元ディネとホピの人たちと共に大きな輪をつくりセレモニーを持った。
http://www.walkinbeauty.net/lwbm.html

そして日本で言う節分の2月3日だったと思う。ビッグマウンテンを後にして、ホピの
村に入り、日本から来ていた古くからのトーマスの知人でもあった人が、トーマスの奥
さんを訪ねたいとその家の近くで車から降りた。その時、少し西に傾いた太陽の回りに、
通常なら円環状に出る日輪の虹が不思議なかたちで途切れていて、太陽を中心にちょう
ど4方向の虹となって出ていた!


このホピのシンボルのような天からのサインは、予言されている偉大なる計画が成就し
つつある、と祈りと共に歩いてここまで来たぼくらの胸にはそう思える何かがあり、ま
たニッパシさんとトーマス翁からの良きギフトのようでもあり、自然とあつい涙がこぼ
れおちた。


そして、以来この地を守る人々の祈りと共に、いまこのぼくらの住むヤポネシア日本列
島の声なき声にも呼ばれて、下北半島や祝島へと旅は続いている。


『テックヮ・イカチ』 ホピの言葉で「大地といのち」。


これは2つでひとつ。


決して切り離すことはできない。


ALL MY RELATIONS !


ハル・スロータートル


以下、今度の日曜日の11月16日 神戸で行われるイベントのお知らせです。

ぼくも少しお話させてもらいます!

(主催のLAND and LIFEのHPより)
______________________________________

11月16日 「平和の人とは誰か」 in 神戸
~アメリカ先住民族・ホピ伝統派が残した『テックヮ・イカチ』に学ぶ~
『テックヮ・イカチ』 4回連続講座・第2回目「お金と電気のない世界」
16:00~21:30終了予定  
場所 : モダナーク・ファームカフェ (神戸・トアウェスト)

JR・阪急・阪神・市営地下鉄各線 三ノ宮駅から歩いて7分 JR元町駅から歩いて4分

●お話  北山耕平:『テックヮ・イカチ』に学ぶ

http://native.way-nifty.com/native_heart/

●お話と映像
・冨田貴史:山口県上関原発立地を27年間阻んできた祝(はふり)の島・祝島の今
 http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/ 
 
・山口晴康:瀬戸内の海に息づくネイティブ・スピリット
http://www.walkinbeauty.net/

●キャンドルナイト&ホピフレンドライブ     
キャンドル協力 Candle JUNE (ELDNACS)

参加費:3000円 高校生以下1000円 定員60名 
要予約:Tel 078-391-3060 モダナークカフェ
 
 アメリカ先住民族ホピたちが住むホピランドでは、 砂漠の中に立つ送電線の鉄塔を
「アメリカン・カチーナ=白人の神」と呼んでいます。 それは、電気や便利さを「神」
と崇め、 お金さえあればその「神」を買えると思い込んでしまった現代文明への ネイ
ティブ・ピープルからの警鐘なのでしょう。 今回は『テックヮ・イカチ~大地と交わり
いのちを祝う~』という視点で 「お金と電気」について見つめ直したいと思います。
そして、「私たちの代で海や山をお金に代えない」と、27年間にわたり上関原発建設を
阻んできた 瀬戸内海の小さな島・祝島の緊急状況を知り、私たちの暮らし方の選択へと
つなげていきたいと思うのです。

祝島ホームページ
 http://www.iwaishima.jp/

ランド・アンド・ライフ 辰巳玲子拝

●主催 ランド・アンド・ライフ
http://www.h6.dion.ne.jp/~hopiland/

  『テックヮ・イカチ』日本語版サイト 
http://hyla.jp/hopi/Techqua_Ikachi_Index.htm

『テックヮ・イカチ』とは、アメリカ先住民族のホピ国の言葉で「大地といのち」ある
いは「大地と交わりいのちを祝う」という意味です。
そして、1975年〜86年にかけて、当時ホピ伝統派と呼ばれたエルダーたちが10年
間にわたって44号発行し続けた通信の名前が『テックヮ・イカチ』なのです。

この通信『テックヮ・イカチ』44号を1冊の日本語版書籍にまとめ非売品として発刊す
るためのプロジェクトを6月から始めています。

今回は東京からキャンドルアーティストのキャンドルジュンさんが来てくださって、じ
きじきにキャンドルセッティングしてくださる運びになりました。
楽しみにしていてください。

では、どうぞよろしくお願いします。       れいこ

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2008年11月12日 17:30に投稿されたエントリーのページです。

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